SEO対策をする際に、インデックス登録は必須になります。ただ、最近「インデックス登録がされない、、、」とお悩みの方をよく見かけます。今回は、インデックスされない原因、インデックスされない時の対処方法を紹介していきます。なかなかインデックスされないという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
インデックスとは?【SEO対策の基本】
インデックスとは、SEOの基本中の基本で「Google上にWebサイトやページが登録されること」です。
インデックスされなければ、どれだけ記事を書いてもどれだけSEO対策をしても検索結果に表示されることはありません。
SEO対策をして、検索結果で上位表示を目指したいならまずはGoogleから認知されインデックス登録をする必要があるということです。
インデックスされる仕組みとは?
インデックスされる仕組みを紹介していきます。
まず、Web上を巡回しているGoogleクローラーという検索ロボットが、Webサイトを発見しサイト内部を確認します。
サイト内部を確認した後、Googleクローラーが判別した情報をGoogleのデータベースに保存することで、インダックス登録がされます。
インデックスの基準が年々厳しくなっている?
近年インデックスされないという話を良く聞くようになり、SEOコンサルをしている私もクライアントから「インデックスが遅い」「インデックスがされにくい」と相談を受けることがあります。
インデックスの基準について、Google のジョン・ミューラーさんが次のようにコメントしています。
目下のところ、Google がコンテンツをインデックスする方法において何かが壊れているとは認識していない。だが、インデックスの対象に何を選択するのかに関して非常に厳格になっていることを確実に感じている。
引用:海外SEO情報ブログ
インデックスがされないのは、バグではなくインデックスの基準が高くなってることを示唆しています。
私の体感でも今年の夏頃からインデックスの基準が厳しくなり、インデックスされにくくなったと感じています。
インデックスされているのか確認しましょう
まずは自分のWebサイトや記事がインデックスされているのか確認してみましょう。
インデックスされているのかを確認する方法は2つあります。1つ1つ詳しく解説していきます。
Googleサーチコンソールで確認
インデックスの確認方法1つ目は「Googleサーチコンソールで確認」です。
Googleサーチコンソールを開いて、上記の赤枠の部分にインデックスされているのか確認したいURLを入力してください。
上記のように「URLはGoogleに登録されています」と表示されればインデックスされています。
site:自分のサイトURLで確認
インデックスの確認方法2つ目は「site:自分のサイトURLで確認」です。
本サイトを例に挙げると「site:https://webgyokai.com/」とGoogle検索をかけることで、インデックスされているページが検索結果に表示されます。
こちらの方法は、Googleサーチコンソールとは違いインデックスされているページを一気に確認するとこができます。
インデックスがされない原因
「インデックスされているか確認したところインデックスされていなかった、、、」という場合もあるでしょう。
折角作った記事がなぜインデックスされないのでしょうか。
ここでは、インデックスがされない場合の原因を4つ紹介していきます。
①クローラーがまだ回ってきていない
②記事の品質が低い
③サイトに負荷がかかっている
④クローラーをブロックしている
①クローラーがまだ回ってきていない
インデックスがされない場合の原因1つ目は「クローラーがまだ回ってきていない」です。
特に、新規ドメインや弱ドメインによく起きることで、クローラーがまだちゃんと認識していないか、クロールする優先度が低くクロールが回ってくるのが遅いということが挙げられます。
1〜3日ほどで認知自体はする可能性が高いですが、Googleは一度で全てWebサイトを見ているわけではなく、クロールが回って一度回ってきてもインデックスされないことがあります。
その際は以下のようにカバレッジに「検出-インデックス未登録」と表示されます。
「検出-インデックス未登録」は、クローラーが認知はしているがWebサイトの全てを確認しておらず、サイトの評価をまだしていない状態と言えます。
②記事の品質が低い
インデックスがされない場合の原因2つ目は「記事の品質が低い」です。
クロールが回ってきているが、記事の質が悪くインデックスする必要のないサイトだと判断しページと言えます。
記事質が低くインデックスされない場合「クロース済み-インデックス未登録」と表示されます。
「検出-インデックス未登録」との違いは、サイトの評価がもうされてしまっているので、何もしなければいつまでもインデックスされることはないよいう点です。
「クロース済み-インデックス未登録」は、「記事が短すぎる」「他のサイトと酷似している」「コピペ」している場合によく見られます。
③サイトに負荷がかかっている
インデックスがされない場合の原因3つ目は「サイトに負荷がかかっている」です。
クローラーがサイト確認するときに、サイトスピードが遅く、全てを見る前にクローラーが離脱していまいインデックスされない場合があります。
インデックスがされないほど、サイトスピードが遅いことはあまりありませんが、原因の1つとして知っておきましょう。
④クローラーをブロックしている
インデックスがされない場合の原因4つ目は「クローラーをブロックしている」です。
インデックスをされたくないページをインデックスされないようにする設定をすることができます。
それをnoindexタグの設定と言います。
インデックスされない時は、間違ってnoindexをしてクローラーをブロックしている可能性があります。
インデックスがされない時の対処法
折角書いた記事がインデックスされないされないと困りますよね。
その場合どのような対応をしたら良いでしょう。
インデックスされない時の対処法6選を紹介していきます。
①内部リンクを繋ぎクローラリビティを向上させる
②インデックス申請を行う
③XMLサイトマップを更新する
④被リンクの獲得
⑤リライトをする
⑥とりあえず待つ
①内部リンクを繋ぎクローラリビティを向上させる
インデックスされない時の対処法1つ目は「内部リンクを繋ぎクローラリビティを向上させる」です。
クローラーが、サイト内部を認知しやすいような設計にしておくと、クローラーがあなたのサイトを訪れたときに、ページを簡単に認知することができるようになるでしょう。
クローラーは記事内のリンク先のページも確認するので、内部リンクを貼ってあげると、クローラーがページを認知しやすくなります。
また、クローラーがしっかり回ってきてインデックスされた記事に内部リンクを繋いぐとより効果が見込めます。
②インデックス申請を行う
インデックスされない時の対処法2つ目は「インデックス申請を行う」です。
上記の赤枠の部分からインデックス登録リクエストを行いましょう。
インデックス登録リクエストしたからといって必ずインデックスされる訳ではありませんが、1日〜3日ほどでクローラーが回ってきてくれるでしょう。
③XMLサイトマップを更新する
インデックスされない時の対処法3つ目は「XMLサイトマップを更新する」です。
黄色枠の「サイトマップ」に飛び、赤枠に「sitemap.xml」と記入して送信をしましょう。
XMLサイトマップとは、サイト内のページや画像などの様々な情報をまとめたものです。
サイトマップを更新することで、クローラー側もサイト内部を確認しやすくなり、インデックスするまでの時短を手助けしてくれます。
④被リンクの獲得
インデックスされない時の対処法4つ目は「被リンクの獲得」です。
他のサイトからインデックスされていないページにリンクを送ってもらうこともインデックスをする際に有効な手段です。
リンクが送られればもちろんクローラーも回ってきますし、リンクが送られ紹介されているということで、クローラーも「これは重要なページだ」と認識し、インデックスしてくれる可能性が高まります。
実際に私のクライアントでも被リンクを多く獲得しドメインパワーが強いサイトは、インデックスが早く、ドメインパワーが弱い新規サイトはインデックスが遅い傾向にあります。
⑤リライトをする
インデックスされない時の対処法5つ目は「リライトをする」です。
記事質が低く、インデックスされない「クロース済み-インデックス未登録」の状態になっている場合は、リライトをしましょう。
「クロース済み-インデックス未登録」は、リライトをしなければインデックス登録をされることはありません。
・記事が短すぎないか
・他のサイトと酷似していないか
・コピペしていないか
・ユーザーに有益な記事になっているか
以上の観点から自分の記事を見直していきましょう。
⑥とりあえず待つ
インデックスされない時の対処法6つ目は「とりあえず待つ」です。
インデックスされない時の対処法1〜5を実践したら、クローラーが回ってくるのを待つしかありません。
対処法1〜5実践すればインデックスされる可能性は非常に高いです。
Googleの評価が上がればインデックスはされやすくなる
インデックスを早めたいなら、サイト全体のGoogleからの評価を上げることが1番効果的です。Googleからの評価を上げるには、質のいい記事を書き続けるかドメインパワーをあげていくのが近道となるでしょう。
SEOの知識について詳しく知りたい方は、こちらの記事も見てみてください。
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