IT・Web業界はやめとけと言われている理由を知っていますか？今回は、〈低賃金・長時間労働〉などWeb業界はやめとけと言われる理由を、〈独立しやすい・需要が高い〉などメリットとともに紹介します。Web業界で避けるべき会社の特徴や、向き・不向き、ホワイトな会社でも働く方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
IT・Web業界はやめとけって本当？
「IT・Web業界やめとけ」の真実は、ベンチャーも多く労働環境が整っていないブラック企業で働くことと、向いてない人には地獄なのでやめておいた方がいいということです。
何も知らずに、「需要が高いから」「キラキラしているから」「未経験でもOKと書いてあるから」などの簡単な理由だけで転職し「やめとけばよかった、、、」と後悔する人も少なくはありません。
「IT・Web業界で働きたい！」と思ったら、会社選びと自分が向いているのかを把握しておくことがとても大切になります。
IT・Web業界はやめとけと言われる理由は？
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由7つを詳しく見ていきましょう。
他の業界と違った特徴があるので、1つ1つゆっくり解説していきます。
①残業が多く労働時間が長い
②給料が安い
③ベンチャー気質で成果が常に求められる
④常に学習を続けなければならない
⑤社内の教育制度が整っていないことが多い
⑥40〜60代のキャリア形成が難しい
⑦退職金がもらえない・少ない
①残業が多く労働時間が長い
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由の1つ目は、「残業が多く労働時間が長い」です。
その理由としては「人手不足」「下請け企業も少なくない」の2つが挙げられます。
IT・Web業界は、まだ新しい業界で人手が足りていない企業も少なくないことが大きな原因とされています。
職種や会社にもよりますが、必ず定時に帰りたい人はやめておいた方がいいでしょう。
②給料が安い
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由の2つ目は、「給料が安い」です。
IT・Web業界の平均年収は、約400万円ほどで日本人の平均年収よりも約60万円程低いです。
その原因としては、新しい業界であることと、若い人材が多いことが挙げられます。
IT・Web業界は年収を大きく上げる方法はありますが、入れば誰も高年収をもらえるわけではありません。
③ベンチャー気質で成果が常に求められる
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由の3つ目は、「ベンチャー気質で成果が常に求められる」です。
IT・Web業界は、新しい業界なのでベンチャー企業やスタートアップ企業が多く、成果主義の会社が多いです。
そのため、年功序列でゆっくり働きたい人はやめておいた方がいいでしょう。
④常に学習を続けなければならない
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由の4つ目は、「常に学習を続けなければならない」です。
IT・Web業界は、技術がどんどんアップデートされていくので、1度覚えれば終わりという訳には行かず、学び続けなければいけません。
そのため、新しいことを学び続けることが嫌いな人はやめておいた方がいいでしょう。
⑤社内の教育制度が整っていないことが多い
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由の5つ目は、「社内の教育制度が整っていないことが多い」です。
IT・Web業界は、ベンチャー企業が多いので社内の教育制度が整ってないことも多く、即戦力であることが求められます。
じっくりと教えてもらいたい人はやめておいた方がいいでしょう。
⑥40〜60代のキャリア形成が難しい
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由の6つ目は、「40〜60代のキャリア形成が難しい」です。
IT・Web業界は、平均年齢が低く管理職にでもならない限り会社員として、40代〜60代のキャリア形成は厳しい可能性があります。
フリーランスになるという手段もありますが、ずっと会社にしがみつきたい人はやめておいた方がいいでしょう。
⑦退職金がもらえない・少ない
「IT・Web業界はやめとけ」と言われる理由の7つ目は、「退職金がもらえない・少ない」です。
IT・Web業界は、ベンチャー企業やスタートアップ企業が多いため、退職金などの制度が整っていない可能性があります。
必ず退職金はもらいたいという人はやめておいた方がいいでしょう。
IT・Web業界はやめとけと言われるけどメリットもある？
先ほどIT・Web業界はやめとけと言われる理由を紹介しましたが、IT・Web業界で働くメリットは実はたくさんあります。
IT・Web業界は、他の業界では体験できないこともあるので詳しくみていきましょう。
①独立すれば年収が上がる
②働く時間や場所が比較的自由
③キャリアアップ・キャリアチェンジがしやす
④未経験でも転職可能
⑤スキル次第で給料が上がる
⑥需要が高く将来性が見込める
①独立すれば年収が上がる
IT・Web業界で働くメリットの1つ目は「独立すれば年収が上がる」です。
IT・Web業界では、フリーランスとして独立し高年収をたたき出している人は少なくありません。
会社員で年収500万円だった人が、フリーランスになって年収1000万円を超えることは珍しくありません。
②働く時間や場所が比較的自由
IT・Web業界で働くメリットの2つ目は「働く時間や場所が比較的自由」です。
IT・Web業界の仕事は、PCとwi-fiがあればどこでも仕事ができリモートワーを導入している企業が大多数です。
また、働く時間もリモートワークの導入により自由になってきており、プライベートと仕事の両立がしやすい環境を作りやすいです。
③キャリアアップ・キャリアチェンジがしやすい
IT・Web業界で働くメリットの3つ目は「キャリアアップ・キャリアチェンジがしやすい」です。
IT・Web業界は、様々がポジションがあり、スキルを身につけることでより上流のポジションにキャリアアップしていくことが可能です。
また、身に付けたスキルを活かして、キャリアチェンジをすることも十分可能です。
- エンジニア→PM（プロジェクトマネージャー）
- Webライター→コンテンツディレクター
- コンテンツディレクター→SEOコンサルタント
④未経験でも転職可能
IT・Web業界で働くメリットの4つ目は「未経験でも転職可能」です。
IT・Web業界では、スキルがあれば未経験でも十分に転職することが可能で、私も未経験で上場企業のSEOコンサルになりました。
ただ、未経験で転職できるとはいえ全く知識がなく、一から学ばなくてはいけない状態では転職することが難しいので注意しましょう。
⑤スキル次第で給料が上がる
IT・Web業界で働くメリットの5つ目は「スキル次第で給料が上がる」です。
IT・Web業界は、年功序列などの古い体制はなく、スキルが重要視されます。
スキルさえあれば、年齢に関係なく昇給・昇格することができ、年収も20代で1000万円を超えることは夢ではありません。
⑥需要が高く将来性が見込める
IT・Web業界で働くメリットの6つ目は「需要が高く将来性が見込める」です。
電通の調査によると、インターネット広告費がテレビ広告費を超えました。このように今までスダンダードだったものが、Webに置き換えられ、Webを活用したものの需要が高くなってきています。
また、経済産業省の調査によれば2030年には需要に追いつけず、ITエンジニアが最大で約79万人も不足するという試算が出ています。
IT・Web業界は、需要が高く人手も不足しているため、スキルや経験があれば引く手数多であり、将来性もあるので、1度スキルを身に付ければ今後も活躍し続ける可能性は高いといえるでしょう。。
Web業界に向いてる・向いてない人の特徴は？
Web業界に向いている人はどんな人でしょうか？
IT・Web業界は、他の業界との大きな違いは「ノウハウや知識をアップデートし続けることが求められる」ことです。
IT・Web業界は、他の業界よりも新しい技術やノウハウが日進月歩で生み出されていくので、学び続けないと技術や知識がどんどん古いものになってしまいます。
それにより、「変化を楽しみ学び続けることができる人」がIT・Web業界には向いているでしょう。
- 変化を楽しめる人
- 学び続けられる人
- 柔軟な人
- 流行を敏感に捉えられる人
- 自分から勉強できない人
- 新しいことに飛び込めない人
- トレンドに疎い人
- 今までのやり方に囚われる人
Web業界で避けるべき会社の特徴は？
IT・Web業界では必ず避けるべきブラック企業が存在します。
IT・Web業界はベンチャー企業やスタートアップも多く、まだ労働環境が整っていない企業も少なくはありません。
IT・Web業界の特徴を知って、「やめとけばよかった、、、」と後悔しないようにしましょう。
①【未経験OK・学歴不問】を強調する会社
IT・Web業界で必ず避けるべき企業の特徴1つ目は、「【未経験OK・学歴不問】を強調する会社」です。
先ほどもお伝えしたように、IT・Web業界は未経験で転職できるとはいえ、完全未経験では転職は厳しく、未経験OKと書いていない企業がほとんどです。
私が勤めている会社も、SEO経験者と求人には記載してありますが、Webマーケティングスクールで学んだ知識があったので、未経験でも採用されました。
IT・Web業界は、未経験OKにすると完全未経験の方の応募が殺到してしまうので、避けている企業が多いみたいです。
その中で未経験OKを強調している企業は、人手不足でとにかく人を集めている企業の場合が多く、求人の仕事内容と違ったり、労働条件も異なるブラック企業の場合があります。
未経験OKを強調している会社があったら要注意なので基本的に避けるか、よく調べてから選考を受けましょう。
②営業だけが強くWeb技術が弱い会社
IT・Web業界で必ず避けるべき企業の特徴2つ目は、「営業だけが強くWeb技術が弱い会社」です。
営業だけが強くWeb技術が弱い会社では、いつになってもスキルが身につきませんし、案件自体も長く続かず失注してしまう可能性があり、安定した企業ではない可能性が高いです。
「どんな人が働いているのか」「従業員のスキルは充実しているのか」「会社の実績」をしっかりと確認しましょう。
③自社サービスがなく下請けだけの会社
IT・Web業界で必ず避けるべき企業の特徴3つ目は、「自社サービスがなく下請けだけの会社」です。
IT・Web業界は下請けの会社になればなるほど労働環境が過酷になっていきます。
下請けの案件は基本的に案件自体の単価が低いので、多くの案件をこなさなくてはなりません。
そうなってしまうと薄利多売になり、長時間労働を余儀なくされてしまう可能性が高いです。
自社サービスを展開しているのかを確認を必ず確認しましょう。
Web業界のホワイトな会社で働くには？
IT・Web業界のホワイト企業で働くにはどうすればいいでしょうか？
実際に未経験から上場しているホワイトWeb系企業に就職した私の実体験を元に詳しく紹介してきます。
①スキルを身につける
IT・Web業界のホワイト企業で働く方法1つ目は、「スキルを身につける」です。
先ほどもお伝えしたように、IT・Web業界では年齢よりもスキルが重視されます。
スキルがあれば入社できる企業も増え、企業を選べる立場になるので、ホワイト企業へ就職する1番の近道になるでしょう。
「今すぐスキルを身に付けたい！」と考えている人は、スクールで学ぶことをオススメします。
私自身もWebマーケティングスクールに通い、3ヶ月でスキルを身に付け、未経験から上場企業のSEOコンサルタントに転職しました。
スキルを身に付けたい方はスクールに通うことが1番の近道といえるでしょう。
少しでも早く確かなスキルを身に付けたい方はぜひスクールを活用してみてください。
②実績を作る
IT・Web業界のホワイト企業で働く方法2つ目は、「実績を作る」です。
転職の際にスキルと同じくらい大切なのが実績になり、「こんなことができます！」ということを企業にアピールすることができます。
例えば、エンジニアで言えば自作のアプリ、Webマーケターで言えば個人ブログなど自分のできることを視覚的にアピールすることはとても重要です。
IT系に関しては、自作アプリなどのポートフォリオがないと選考に進むことができない企業も多いので必ず実績を作っておきましょう。
また、スクールでは実績となるポートフォリオの作成もサポートしてくれるので、スキルだけでなく企業から評価される実績も作ることができます。
③優良な転職エージェントに相談する
IT・Web業界のホワイト企業で働く方法3つ目は、「優良な転職エージェントに相談する」です。
転職サイトだけではわからない情報を転職エージェントには聞くことができ、企業情報、面接対策、推薦状まで用意してくれるので、転職活動をする際にはかなりオススメです。
ホームページに乗っている情報以外の企業情報を知れれば、ミスマッチを減らすこともできますし、優良転職エージェントが紹介してくれる企業にブラック企業はないので安心して転職活動をすることができます。
私も、リクルートエージェントという優良転職エージェントを活用し、未経験から上場企業に転職することができました。
無料で利用することができるので、ホワイト企業に転職したい方はぜひ利用してみてください。
Web業界はやめとけと言われる理由を抑えよう
「IT・Web業界はやめとけ」を鵜呑みにするのではなく、その理由をしっかりと抑えておくことが大切です。IT・Web業界は将来性も高く、今後必要とされる仕事なので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
