学生フリーランスは稼げる?就活に有利?確定申告や扶養も解説!

フリーランスになりたい

学生フリーランスは稼げるのでしょうか?今回は、学生フリーランスが稼げるかを職種別に、就活に有利などメリットとともに紹介します。確定申告・扶養から外れるなど学生フリーランスとして活動する際の注意点やも紹介するので参考にしてみてくださいね。

学生でもフリーランスとして稼げるの?

最近フリーランス活動をする学生が増えてきています。

ただ「学生がフリーランスをして本当に稼げるの?」「仕事は取れるの?」「どんな仕事がいいの?」と多くの疑問が出てくると思います。

学生フリーランスの体験談を元に、「どのくらい稼げるのか」「仕事はあるのか」「どんな仕事なら学生でもフリーランスになれるのか」を解説していきます。

学生フリーランスとして稼ぐことは十分可能

先に結論をお話しすると、「学生フリーランスとして稼ぐことは十分に可能」です。

Web業界のような需要が高く、フリーランスの人口も多い業界であれば学生でも参入しやすいでしょう。

実際に、本サイトの共同運営者「アリペイ」もWeb系学生フリーランスとして新卒よりも稼いでいます。

学生フリーランスとして稼ぐまでの流れは?

学生フリーランスとして稼ぐためのステップを紹介していきます。

学生フリーランスのアリペイが以下のステップで3ヶ月でフリーランスデビューを果たしたので、ぜひ参考にしてください。

①職種を決める

学生フリーランスとして稼ぐステップ1つ目は、「職種を決める」です。

まずは、どの職種でフリーランスデビューするのかを決めましょう。

職種決めで大切なことは以下の項目なので、必ずチェックしましょう。

職種決めのポイント

・需要が高い
・フリーランスとして活動している人はいるか
・スキルを身につける場があるか
・自分が興味がある仕事か

②スキルを身につける

学生フリーランスとして稼ぐステップ2つ目は、「スキルを身につける」です。

フリーランスで1番大切なことは「スキル」です。当たり前ですが、スキルがなければ仕事を取ることができません。

独学で学ぶかスクールを活用するといいでしょう。

アリペイは、Webマーケティングスクールを活用しいち早くスキルを身につけたお陰で、3ヶ月でフリーランスデビューをすることができました。

③ポートフォリオを作成する

学生フリーランスとして稼ぐステップ3つ目は、「ポートフォリオを作成する」です。

スキルがどれだけあっても、どんなことが出来るのか相手に伝わらないと仕事が取れません。そこで「ポートフォリオ」という制作物を作り、スキルの自己紹介として営業活動時に活用しましょう。

④開業届を出す

学生フリーランスとして稼ぐステップ4つ目は、「開業届を出す」です。

フリーランスとして活動するには、「開業届を出す」必要があります。

屋号を決め、税務署に行きフリーランスとして独立をする手続きをしましょう。

⑤営業活動をする

学生フリーランスとして稼ぐステップ5つ目は、「営業活動をする」です。

スキルがどれだけあっても自分から営業活動をしなければ、いつになっても仕事を取ることができません。ポートフォリオを活用し、積極的に営業をしていきましょう。

最初の案件を獲得するまでは、営業活動は大変ですが、1度仕事を取れてしまえば実績ができ案件が取りやすくなりますし、紹介をされることもあるので、1件目の仕事の営業を頑張りましょう。

学生フリーランスとして稼げる職業は?

どのような仕事が学生フリーランスにはおすすめなのでしょう?

学生フリーランスに1番おすすめな仕事は、Web業界の仕事です。

ただ、Web業界の仕事も様々なので、今回はおすすめの職種5つを紹介していきます。

①Webマーケター【おすすめ度5】

学生フリーランスにおすすめな職種1つ目は「Webマーケター」です。

働きやすさ 基本的にリモートワーク / 時給がメイン
予想月収 20〜50万円
勉強期間 3ヶ月(約150〜200時間)
必須スキル SEO / リスティング広告 / SNSマーケティング

学生フリーランスには1番おすすめな職種で、アリペイもWebマーケターになりフリーランスとして成功を収めています。

Webマーケターの主な仕事は、WebサイトやSNSを利用して顧客の売り上げを増やしていくという仕事です。

Webマーケターは週2〜3勤務の時給2000~3000円で働くことが多く、6ヶ月〜1年の契約が多いので、継続的な契約になります。そのため、1度案件が取れてしまえば、安定的に稼ぎ続けることができます。

また、Webマーケターの中でも、SEOマーケターとSNSマーケターが学びやすく稼ぎやすい職種です。SEOとSNSは、近年多くの企業が力を入れ始めているので需要も多く案件は取りやすいといえるでしょう。

②WEBデザイナー【おすすめ度4】

学生フリーランスにおすすめな職種2つ目は「WEBデザイナー【おすすめ度4】」です。

働きやすさ 基本的にリモートワーク / 受注生産
予想月収 20〜50万円
勉強期間 3ヶ月(約150〜200時間)
必須スキル デザイン基礎知識 / HTML / CSS / Javascript / Photoshop / Illustrator

年々企業がWebサイトを持つことが当たり前となっており、ランディングページを利用したWeb広告を活用する企業も増えてきていることから、需要が高まってきています。

Webデザイナーの主な仕事は、Webサイトやランディングページのデザインをすることです。

Webデザイナーは、スキル習得の難易度は高くなく、案件自体の単価も高いので稼ぎやすい仕事といえるでしょう。

本サイトの運営者エスタも、フリーランスデビューはWebデザイナーとして活動し、月収50万円を獲得することに成功しています。

③動画編集者【おすすめ度3】

学生フリーランスにおすすめな職種3つ目は「動画編集者【おすすめ度3】」です。

働きやすさ 基本的にリモートワーク / 受注生産
予想月収 20〜30万円
勉強期間 3ヶ月(約150〜200時間)
必須スキル 動画編集スキル / 動画撮影スキル / 動画マーケティングスキル

近年動画マーケティングが注目を浴びてきており、Youtuberだけでなく様々な企業も動画マーケティングを活用してきています。

動画編集者の主な仕事としては、撮影された動画を繋ぎ、テロップや効果音挿入を挿入し動画をユーザーが求める動画を作成するという仕事です。

また、動画編集スキルの難易度はそこまで高くないので、学生フリーランスも参入しやすいといえるでしょう。

④Web開発エンジニア【おすすめ度4】

学生フリーランスにおすすめな職種4つ目は「Web開発エンジニア【おすすめ度4】」です。

働きやすさ リモートor常駐
予想月収 50〜70万円
勉強期間 1年(700時間〜900時間)
必須スキル HTML / CSS / Javascript / WordPress / PHP

年々Webアプリは増加しているので、Web開発エンジニアの需要もどんどん高まっています。

Web開発エンジニアの主な仕事は、Webサイト、オンラインサービス、SNSなどの案件において設計・開発・運用・保守を行う仕事です。

フリーランスも多い職種なので案件は多くありますが、スキルを身につけるまでに他の職種と比べて時間はかかってしまうでしょう。

その代わりスキルを身につければ、他の職種よりも大きく稼ぐことは可能です。

⑤Webライター【おすすめ度2】

学生フリーランスにおすすめな職種5つ目は「Webライター【おすすめ度2】」です。

働きやすさ 基本的にリモートワーク / 受注生産
予想月収 10万〜20万円
勉強期間 50時間(1ヶ月)
必須スキル SEOライティング / リサーチスキル / 文章力

Webサイトの運用を行っている企業が増えてきていることから、Webライターの需要も高まってきています。

Webライターの主な仕事は、オウンドメディアに投稿するWeb上の記事を作成する仕事です。

Webライターは参入条件が低く、案件自体は獲得しやすいですが、単価が低く稼ぎにくい職種ではあるので、とりあえず自分で稼いでみた実績を作りたいという人にはおすすめです。

学生フリーランスとして働くメリットはある?就活に有利?

学生フリーランスとして活動するメリットはどのようなものがあるでしょうか?

収入の部分や就活への影響も紹介していきます。

①アルバイトよりも稼げる

学生フリーランスのメリット1つ目は「アルバイトよりも稼げる」です。

学生アルバイトが頑張って稼いだとしても月15万円くらいが頭打ちですが、学生フリーランスは月20〜50万円ほど稼ぐことができます。

時給にすると2000〜3000円程になるでしょう。

また、年収1000万円も夢ではなく、アルバイトとは比較にならないくらい稼ぐことができます。

②場所や時間に縛られずに働ける

学生フリーランスのメリット2つ目は「場所や時間に縛られずに働ける」です。

先ほどおすすめした職種であれば、基本的にリモートワークなので時間や場所に囚われることがなく、好きな時に好きな場所で働けるので、学校とも両立しやすいです。

ただ、納期は必ず守らなくてはいけないので、納期に合わせてスケジュールを組んでいく必要はあります。

③人脈が広がる

学生フリーランスのメリット3つ目は「人脈が広がる」です。

フリーランスとして活動すると、経営者や様々な職種の人と繋がることができます。

学生のうちに経営者や様々な職種と繋がることが出来るのは、フリーランスくらいしかなく、他の学生では出来ない経験や人脈が手に入ります。

④新卒からフリーランスになれる可能性

学生フリーランスのメリット4つ目は「新卒からフリーランスになれる可能性」です。

大学を卒業後、企業に入らずそのままフリーランスとして活動することが可能です。

就活や企業に振り回されることがなく、自由な生活が手に入ります。

学生フリーランスとして活動する際の注意点は?

学生フリーランスはメリットが多くありますが、注意するべき点もあります。

学生フリーランスのアリペイが体験した、学生フリーランスとして注意するべき点を紹介していきます。

①扶養から外れる可能性

学生フリーランスが注意するべき点の1つ目は「扶養から外れる可能性」です。

学生フリーランスは大きく稼げる反面、扶養を超えてしまう可能性が高いです。

親の扶養から外れてしまうと今まで免除されたいた健康保険と税金の支払いを自分で行わなければいけなくなります。

いくら稼いだらいくら払うことになるのか確認しておきましょう。

②確定申告など手続きが発生する

学生フリーランスが注意するべき点の2つ目は「確定申告など手続きが発生する」です。

確定申告を簡単に説明すると、「もうけ」に対してかかる税金(所得税)を自分で計算して精算する手続きです。

フリーランスは、確定申告という「稼いだ金額に対してかかる税金を自分で計算して精算する手続き」をしなくてはいけません。

確定申告はフリーランスであれば学生も関係なくしなくてはいけません。

難しい手続きではないので、忘れずに行いましょう。

③仕事の責任感が増す

学生フリーランスが注意するべき点の3つ目は「仕事の責任感が増す」です。

アルバイトと違い学生フリーランスは、自分が事業主になりますので、仕事の責任は自分で負うことになります。

場合によっては、損害賠償を請求される可能性でしょう。

学生だとしてもフリーランしとなれば、アルバイトとは違い事業主という自覚を持っておく必要があるでしょう。

④スキルがないと稼げない

学生フリーランスが注意するべき点の4つ目は「スキルがないと稼げない」です。

フリーランスで1番大切なことは「スキル」で、スキルがなければ仕事を取ることができませんし、もし仕事を取れても途中で失注してしまうこともあり得るでしょう。

案件をこなしながら学んでいくこともありますが、フリーランスとしてやっていけるだけの土台を作っておく必要はあります。

⑤案件獲得までがしんどい

学生フリーランスが注意するべき点の5つ目は「案件獲得までがしんどい」です。

学生だけでなくフリーランスデビューで1番しんどいことは、最初の案件の獲得です。

フリーランスとしての実績がない段階では、積極的に営業活動を行ってもなかなか案件獲得に繋がらない可能性も十分にあるでしょう。

ただ、1度案件が取れてしまえば実績として紹介出来るので案件を獲得しやすくなりますし、紹介もらいやすくなるので、最初の1件目の獲得はしんどいですが、諦めず頑張りましょう。

学生フリーランスとして稼いでみよう!

学生フリーランスは、アルバイトでは得ることができない体験や収入を得ることが可能です。また、社会人より学生の方が時間もありフリーランスにチャレンジするには最適の環境といえるでしょう。ぜひ、フリーランスにチャレンジをし、有益な学生期間を過ごしてみましょう。